top of page

フロントオープン食洗器海外製(ミーレ、ボッシュ)vs国産(リンナイ製)

  • 執筆者の写真: 建物ラボ
    建物ラボ
  • 2023年11月25日
  • 読了時間: 3分

更新日:2024年4月24日

新築住宅を検討の皆様

フロントオープン食洗器第2弾です。

SNSで海外製フロントオープン食洗器を見て憧れを抱いている方も多いでしょう。そのようにご希望されるお施主様も非常に増えております。

施工会社さんに希望を伝えたところ、ミーレ・ボッシュは対応不可と言われた方もいるでしょう。泣く泣く、国産のフロントオープン食洗器を選ばれる方もいるでしょう。


今回はフロントオープン食洗器海外製(ミーレ、ボッシュ)vs国産(リンナイ製の比較・優劣となります。選定のご参考に。




ミーレフロントオープン食洗器
ミーレフロントオープン食洗器


海外製(ミーレ製・ボッシュ製)フロントオープン食洗器 **優れている点:** ●収納量

海外製フロントオープン食洗器の特徴はその収納量です。これにはリンナイのフロントオープン食洗器はかないません。

間口60cmタイプがあるのもミーレ・ボッシュ食洗器の特徴です。

間口60cmの食洗器の実物を見ると小学生低学年の子供であれば入れてしまうくらい大きいです。

例えばミーレ間口45㎝モデルとリンナイ間口45cmモデルの収納量を比較して、間口が同じであれば同じ収納量と思っていますか?

ミーレとリンナイでは、納まりが異なるため庫内のサイズが異なります。

ミーレやボッシュなどの海外製食洗器は、給水・排水の接続部が横になっており、横のキッチンキャビネットに穴を空けて隣に給水・排水を設置します。

リンナイなどの国産タイプは、納まりを優先している為、食洗器の下に給水・排水の接続部があります。ですので、ミーレよりも庫内の高さが低くなります。下記画像を参照ください。


ree
ミーレvsリンナイフロントオープン食洗器比較


●洗浄力

ミーレやボッシュなどの海外製フロントオープン食洗器は余洗い無しで洗浄可能となっております。それに対し、リンナイフロントオープン食洗器は余洗い推奨となっております。

ミーレやボッシュは3本ノズルにて洗浄します。リンナイフロントオープン食洗器2本ノズルとなっております。

海外製フロントオープン食洗器は、食器を入れるバスケットが海外仕様なので使いにくいという思う方もいらっしゃいますが、ミーレに関してはアジア仕様のバスケットとなっており、日本人にも使いやすいです。お茶碗などの丸いお椀が入れやすい形状となっております。※ボッシュは非対応です!


**デメリット**

●コスト

国産よりもやはり値段は高いです!

定価そのままもしくは送料入れると定価よりも高くなるケース多いです。

海外製への憧れやブランドを優先するならば、目をつむるしかありません!


●乾燥機能

海外製フロントオープン食洗器は、海外の乾燥した気候向けなので、乾燥機能が弱いです。ミーレやボッシュは乾燥機能と言われる機能はあるのですが、温水で洗った後の温まった余熱で自然乾燥もしくは送風するというタイプとなります。ですので、乾かないという意見は多く、高温の洗浄モードでないとカラっとは乾きません。もしくはリンスを併用するやり方となります。


●納まり

納まりに慣れていない施工会社が多い為、要確認です。

ボッシュ製フロントオープン食洗器は、キッチン高さ85cmには入らないメーカー多い為、要確認です!




リンナイフロントオープン食洗器
リンナイフロントオープン食洗器


リンナイ製フロントオープン食洗器

**優れている点**

●価格

コストパフォーマンスが高く、手頃な価格帯です。


●納まり

従来の国産のスライド式食洗器とほぼ同じ納まりの為、施工会社さんも抵抗ありません。


**劣っている点** ●収納量・洗浄力

上で述べさせて頂いているので割愛します。


### 結論

選択は、利用者のニーズ、予算、施工業者の可否、メンテナンス性などを総合的に見て判断下さい!


ちなみに間口60cmの食洗器はリフォームでは全く選ばれません。

食器点数が多い為、5人などの家庭でないと大き過ぎます。

勿論子供が巣立ったらあまり使わなくなるでしょう。


#ミーレ

#ボッシュ

#フロントオープン食洗器

#リンナイ

 
 
 

コメント


bottom of page